体調管理は、社会人として大切な仕事の一つです。どんなに有能な人でも、体調が悪い状態だと期待通りの成果はあげられないでしょう。
以下の4項目を意識して生活してみてください。
・栄養バランスの取れた食事
栄養バランスのとれた食事とは、たんぱく質や脂質、炭水化物(糖質)やビタミン、ミネラルを、必要な分だけ摂取できる食事を意味しています。ごはんなど穀類の「主食」を基本に、肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質主体のメインのおかず「主菜」、たっぷりの野菜、きのこ、海藻などの「副菜」、そして「汁物」を組み合わせれば理想的です。そして、一日の必要摂取量を意識して、カロリーをとりすぎない工夫をすれば、ほぼ完璧となります。
・規則正しい生活と質の良い睡眠
健康的な規則正しい生活サイクルの基本は“早寝早起き”です。深夜番組を見たり、夜遅くまで読書をしたりして脳に刺激を与えると、早く寝ることがでません。寝不足の状態で出社をすると日中の集中力が続かず、仕事の効率が落ちることが目に見えています。まずはしっかり睡眠時間を確保しましょう。
・感染症対策
風邪やインフルエンザなどの感染症は、体調に気をつけていても他人から移される可能性があります。特に空気が乾燥する冬場はウイルスが蔓延しやすいため、予防を心がけましょう。ウイルスによる感染は主に「空気感染」と「接触感染」の二つに分けられます。マスクを着用し菌を体内にいれないことと、病気にかかっている人には安易に近づかないことを徹底してください。
・適度な運動
厚生労働省の『健康日本21(身体活動・運動)』でも「1日1万歩以上の歩行」や「息が少しはずむ程度に30分以上の運動を週2回以上」などを推奨しています。運動が身体の健康だけでなくメンタルヘルスにも好影響を及ぼすと考えられているため、無理をせず少しずつ身体を動かす習慣をつけていきましょう。
仕事の質を上げるためには、正しい健康管理を行うことが大切です。健康管理は仕事のパフォーマンスに直結し、意欲や集中力にも多大な影響を与えます。睡眠・食事をはじめ、運動やメンタルヘルスケアにより心の状態を整え、いつでも万全な状態で仕事に取り組めるようにしましょう。
不調の兆しを感じたら、まずは休息をとり、体調を回復させることに重点を置いてください。毎日できることから少しずつでも改善し、仕事の質を高めましょう。