伊勢住宅の応接間、接客ブース、キッズコーナーからは中庭が見えます。普段何気なく見ている中庭ですが、実は意味があるんです。今回はその中庭をご紹介します。
伊勢住宅の中庭には、縁起ものの松竹梅が植えられています。松・竹・梅はそれぞれ慶次・吉祥のシンボルで、それぞれに意味があります。
松(針葉樹)は古くから針葉樹は寒い時期でも葉をつけまっすぐ成長することから生命の樹としても扱われており長寿・延年の意味があります。また、春夏秋と様々な植物が花、緑、紅葉をするため松は目立ちにくいですが、冬の寒い時期は目立ちにくかった松の緑の美しさが際立ちます。1年間緑を保ち続け、1000年間変わらないと言われており、転じて『うつろいやすい世の中(春夏秋)で、うつろうもののみに目を奪われて不変の真理を見失ってはいけない』という意味もあります。
竹は地下茎を伸ばし増えていきます。成長スピードが早く、冬の寒い時期でも緑色の葉を生い茂らせていることから子孫繁栄の象徴です。天にまっすぐ伸びしなやかで自在にたわみながらも、簡単に折れないことから未来へ向けての希望としての意味合いもあります。
最後に梅はどの花よりも先駆けて美しく香りの良い花を咲かせる春の花であることから珍重され『気高さ』という意味があります。他にも樹皮に苔が生えるほど長寿(樹齢)になっても冬に先駆けて咲くため『希望・長寿』、紅白の花の色は『魔除け』と言った意味合いもあります。
不動産・建築というところでお客様幸せにし守っていきたいと考えている伊勢住宅では、縁起が良いものにはこだわり、大切なお客様との『つながり』の接客ブースから見える中庭にもこだわっています。