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当社の現場監督全員に空調服支給

記録的な猛暑が続く毎日で、皆様には暑中お見舞い申し上げます。

当社の施工現場においても酷暑が厳しい中、大工さんをはじめ多くの職人達が、自分達の仕事に懸命に取り組んでいます。その中で彼らの多くは、空調服と言われるバッテリーで稼働する、ファンを取り付けた作業服を着用しています。

空調服には、その両側の腰の付近に2個のファンが取り付けられていて、そこから外気が服内に取り込まれています。流入した空気は服と身体との間に平行に流れ、発生した汗を蒸発させます。その時に生じる気化熱により身体を冷やすことで、着用者は涼しく快適に過ごすことができるのです。

建築現場においては、昔から夏場の熱中症や暑さ対策が一番の課題でした。炎天下の暑さの中で現場作業を行うということは、本当に命懸けで仕事をしている状態なのです。10時と15時、昼休みの休憩を十分取って、水分もこまめに補給するなど、できうる限りの対策は打ってきましたが、現場の暑さのを克服することは出来ませんでした。しかし2010年代に入って空調服が普及しだすと、現場の職人達がこぞって着だしました。空調服はローテクでありながら、暑さを克服する画期的な製品であり、瞬く間に建築現場で活用されだしたのです。

伊勢住宅では、酷暑期における労働環境の改善と熱中症対策を目的に、この8月から当社の現場監督全員に空調服を支給しました。新築部門とリフォーム部門全員です。これにより、真夏の現場管理の体への負担を大きく軽減できるはずです。

現場で従事する社員も無理なく働きやすい環境を作ることが大事であると、伊勢住宅は考えています。