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建物の社内検査について【前編】

今回は伊勢住宅が行う社内検査についてのお話です。前編後編の2回に分けてお送りします。

内装から外構工事まで含めて建物が完成した時点で、当社にて社内検査を実施します。現場監督が竣工を見定めて日程を組み、その現場の設計担当、営業担当、施工した大工、主要協力業者が立ち会います。現場監督は社内検査までに自らで建物全ての確認を行っていますが、改めて携わったメンバー複数で建物全体のチェック・確認を細部にわたり行います。社内検査における検査内容としては、

① 建物の形状が設計図通りに建てられているか。

② 仕様書・品番表に沿った仕上がりになっているか。

③ 追加・変更工事が全て網羅されているか。

④ 傷・汚れ・その他不具合がないか。

これらの項目を全員で、建物の隅々まで全て確認していきます。まずは建物の内部です。最初に玄関ドア廻りですが、家の重要な顔の部分であり、工事中にも傷つきやすいことから、開閉具合や傷等が無いかを入念に検査します。下駄箱・物入等の収納があれば、その扉の開閉や棚の寸法・枚数に至るまで確認します。窓サッシは取付位置や高さが間違っていないか、開閉が問題なくできているか、全てのサッシをチェックします。

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1階の便所には、シャワートイレ一体型の便器と当社標準の紙巻器(トイレットペーパーホルダー)・タオルリングが取り付きますが、お客様から変更を要望される場合があります。紙巻器やタオルリングの形状が特殊な時は、後日に現場監督がお客様に立ち会っていただき取付場所を決定します。このような些細な気遣いは重要で、お客様に応じた対応こそが大切であると当社と現場監督は理解しています。

洗面に最近はリネン庫を要望されるお客様多く、狭小な空間内に上手く設けられるように設計担当が工夫している部分になります。浴室には標準で1616サイズのユニットバスが設計されています。天井にはミストカワック、壁には16インチの浴室テレビまで標準で搭載されており、当社標準仕様のグレードの高さが伺えます。

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ユニットバスの天井にある点検口から天井内を、そして洗面の床にある床下収納庫を外して床下空間を社内検査で必ず確認します。天井内では外壁の断熱材が隙間なく取り付けられているか、設備配管や電気配線で不具合がないかを確認します。床下では床の断熱材が隙間なく取り付けられているか、基礎の仕上がり具合や設備配管に不具合がないか、清掃がキッチリとされているかを確認します。

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検査時に床・壁。天井の内部、いわゆる隠蔽部分の確認を出来るのはこの箇所だけです。表面だけが綺麗に仕上がっていても、見えない部分が適当な仕事になっていないかを確認することが大変重要なのです。隠蔽される部分も、表面の部分と同様に丁寧にキッチリと施工すること。これは伊勢住宅の建築工事に携わる全ての職人に周知徹底している必須事項です。

次回、建物の社内検査について【後編】に続きます。