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伊勢の木造住宅の地震対策

最初に、5月6日に石川県能登地方を震源とする地震により被災・避難された皆様に謹んでお見舞い申し上げるとともに、被災地域の一日も早い復旧と皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。

この30年の間にも多くの地震に見舞われた日本。全世界のマグニチュード6以上の大地震の20%が日本で発生しています。日本に住む限り、地震災害から逃れることは大変難しいのが現実です。それを踏まえ、当社伊勢住宅では地震の被害を如何に小さくして安心してお住まいいただけるかを考え、新築木造住宅においては全棟標準仕様で制震システムGVAを搭載しています。

建物の地震対策としては、耐震、制震、免振の3種類の工法があります。

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免振工法は一見最良の対策に見えますが、縦揺れには弱く三次元的な揺れでは地盤からの揺れを切り離すことは出来ません。また台風による揺れが大きくなったり、建物がスライドすることにより隣地との距離がある程度必要になります。設置費用もかなり高額で定期的なメンテナスも必要となり、戸建て住宅には不向きな工法と言えます。

耐震工法は、木造住宅においては筋交や合板で耐力壁を作り地震のエネルギーを受け止める工法です。しかし、地震エネルギーを受けることで筋交や合板は損傷していき、揺れるたびに耐震性が落ち倒壊の危険性が高まります。

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そこで当社伊勢住宅は、地震のエネルギーを吸収して揺れを抑え、何度もの地震に耐えうる制震工法が最も木造住宅には適していると考え、2011年より全棟標準採用しました。

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今でこそ制震工法を知る人は増えていますが、当時は一般にはあまり知られていませんでした。我々は、他社がやっているからこの工法が良さそうだとかを仕様や工法の判断の基準においていません。地震に対しても如何に安全な建築が出来るかを自分たちで深く考え検討して、木造住宅においては制震工法が最も最善であると行きついたのです。南大阪の住宅会社で制震工法を標準採用したのは伊勢住宅が最初です。その後追従するように制震工法を採用する会社が増えてきました。「真にお客様が安心して快適に暮らすことのできる住まいを建築する」

これを常に目指している当社の考え方や姿勢は創業から今も変わらず続いております。